忍野八海は中国人が殺到してる?

その昔、忍野湖は富士山の噴火活動を何度も経て、湖は涸れてしまいました。富士山の伏流水に水源を発する湧水池がいくつか残り、その代表的な湧水池が「忍野八海」です。富士山に降り積もる雪解け水が、地下の不透水層という溶岩の間で数十年の歳月をかけてろ過され、澄み切った水は美しく神秘的です。この忍野八海(山梨県)など、日本人の感覚では「こんなところに!?」というような場所が、爆買いスポットに代わる中国人の人気観光地になっています。

富士山が世界遺産に登録された2013年頃から中国人観光客が増えはじめました。観光客が増えるのはいいのだが、関係者が困っているのは、池にコインを投じる中国人客が多いことです。「池にコインを投げると幸せになる」と言われているようだが、そういう情報はなく、コインによって水が汚れてしまう事態になっています。実は中国人の間の口コミが広まっていたのです。

忍野元八湖は古くから富士御手洗元八湖として、富士修験の霊場でした。 富士講の信者は、富士登拝に先立ち、富士御手洗元八湖を含む8つの湖沼群において、水行を行ったとされています。その神聖なエリアが、多くの外国人(特に中国人)が来るような場所になるとは、誰も想像が出来ません。

世界文化遺産構成資産として位置づけられた「忍野八海」の要素は、富士山域を背景としてた風致の優れた水景、富士山を水源とする地下・地上の豊かな水系、富士講と元八湖の再興(忍草元八湖霊場)の3つです。忍草元八湖霊場は再興させ、多くの外国の方にも日本式修行を体験してもらい、心と体を清めてもらいたいものです。

 

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