有馬温泉と秀吉

有馬の温泉は世界的にみても薬効が高く、日本最古の温泉とされている。掘る技術を持たない時代より大地の恵みを蓄え湧き出ていた自然の温泉であります。現在でも、浅い場所(300mまで)からの採湯としていますが、地下60メートルのマントルから湧き出た自然の恵み(温泉の有効成分)を十分に蓄えたお湯で、冷え性や腰痛に効くと有名です。

国の指針により療養泉として指定している9つの主成分(単純性温泉、二酸化炭素泉、炭酸水素塩泉、塩化物泉、硫酸塩泉、含鉄泉、硫黄泉、酸性泉、放射能泉)のうち、硫黄泉と酸性泉を除く7つもの成分が含まれており、世界的にも珍しい多くの成分が混合した温泉です。

古い歴史を持つ有馬温泉には、歴史上の有名人物が数多く訪れ、その中でも一際知名度の高い人物は「太閤」こと豊臣秀吉だろう。神戸電鉄有馬温泉駅から歩いてすぐのところにある「太閤秀吉像」と「太閤橋」。そして、その向かい側にある彼の正室北政所をかたどった「ねね(寧々)像」と「ねね橋」。他にも、秀吉が祈って湯を沸かせた話に由来する「願い坂」、和尚の頭に似せた茶釜が伝えられる「善福寺」。そして、秀吉の別荘である湯山御殿ゆかりの発掘品を見ることができる「太閤の湯殿館」など、秀吉にちなんだものは数多く有馬に遺されている。

秀吉に愛された有馬温泉、それを誰でも楽しめるようになった現在はやっぱりよき時代であると私は思います。

 

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